staff:06 定期清掃スタッフ たけだ

「元気」のバトンを、現場につないでいきたい。

清掃だと思っていたのに、引越し作業!?
清掃の世界に飛び込んだのは、40歳を超えてから。それまで19年間やっていた映像制作の仕事で人材やスケジュールの管理をしていたこともあり、「エリアマネージャー」という職種に興味を持ち、MKクリーンに入社しました。エリアマネージャーとは、日常清掃のパート・アルバイトさんの管理をする仕事。まずは現場のこと・現場で働く人のことを知らなければいけないと、日常清掃・定期清掃の現場で学ばせてもらいました。
定期清掃では、剥離作業前にフロアにある荷物をすべて移動させなければならかったのですが、来る日も来る日も荷物の移動ばかりで……「もしかして引越会社に転職したんじゃないか」と思ったくらい(笑)。清掃という仕事はもっと単純なものだと思っていましたが、覚えることや段取りを考えなくてはいけないことも多く、最初のうちは大変でした。ただ、自分が頑張った分の成果がすぐに目の前で見られるというのは、今までの仕事では味わったことのない感覚で、私の大きなモチベーションになっています。

「まずは会社を好きになってください。そうすれば大丈夫!」
入社後、お客様とのやりとりがうまくいかず、悩んだ時期がありました。会社にもたくさん迷惑をかけてしまい、いっそ辞めてしまおうかと追い詰められて。でも、ここで諦めてしまうと社会とのつながりが切れて、きっと後悔するという思いもありました。「辞めるわけにはいかない」と悩む私に、社長はすっと手を差し出して、こう言ってくれたんです。「会社を好きになってください。そうすればきっと大丈夫」。“好き嫌い”の感情を仕事に持ち込むということ自体が、私にとって未知の経験でしたが、そう言われてみて不思議と心に元気が湧いてきて。そこからですね、自分と周囲との関わり方ががらりと変わったような気がするのは。
今は各施設で活躍されているパート・アルバイトさんとのコミュニケーションを何より大切にして、一緒に食堂で昼ごはんを食べたり、何気ない会話を楽しむようにしています。一回でも笑ってもらって、それが仕事の原動力になったらいいな、という一心ですね。私が坂下社長からもらった「元気」のバトン。次は私が、現場の清掃スタッフにつないでいきたいです。

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