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新町光陽苑 施設長・高橋さまを訪問 VOL.1:「業者ではなく、パートナーとして」。

モノの販売やサービス提供ではなく、「課題解決」。
私たちの法人とMKクリーンさんのお付き合いは、理事長も語っているように社会福祉法人立ち上げ当初の平成2年から。私も「光陽苑」開設後、介護士として働いており、施設の清掃業務を担われていたMKクリーンさんのことは知っていました。実際に私自身がMKクリーンさんと深く関わるようになったのは、平成11年に「第二光陽苑」をオープンさせることになったとき。開設準備担当になり、ベッドや机など什器備品の手配を任されることになったのです。介護の仕事とはまったく異なる業務に戸惑っていた中、上司から紹介されたのがMKクリーンさん。「とにかく相談してみなさい」と言われて。えっ!清掃業務だけじゃないの?って驚きました(笑)。
実際、病院・福祉施設の設備調達には豊富な経験があるので、さまざまなメーカー様とお付き合いが深く、購買記録の付け方などにも詳しかったんです。でもそれ以外の部分で、とても感動したことがあるんです――それは、「利用者さまにとって本当に良いもの、介護者にとって本当に使いやすいもの」を何より大切にして手配してくれる、というMKクリーンさんの姿勢。ただモノやサービスを提供する“業者”さんではなく、ビジネスをともに考えてくれる“パートナー”なんだと痛感しました。

MKさんはもはや、当施設の「ベストパートナー」ですよね。
もちろん、ここ「新町光陽苑」の開設時もお力をお借りしました。私自身が施設長として運営するこの施設のモットーは、「施設に関わってくださる業者さんたちとは、できるだけ長くお付き合いする」こと。なぜなら、お付き合いが長く続けば続くほど、互いに腹を割って話せるようになるから。課題をしっかり共有できるようになれば、今までにないベストソリューションを見出せる、というのはどの業界であってもビジネスの基本ではないでしょうか。そういった意味では、MKクリーンさんとの信頼関係は、まさに理想的なカタチ。もはや当施設の「ベストパートナー」のような存在、と言っても過言ではないかもしれません。今では、もし建物のことで何か困ったことがあったらまずMKクリーンさんに相談すべし、という文化が根付いているほどです。
「新町光陽苑」では地域との結びつきを大切にしていて、その一環として納涼祭などのイベントを開いています。MKクリーンさんも毎年たこ焼き屋さんとして、協力してくれているんです。7~8月は納涼祭を行う施設が多く、福祉施設とのお付き合いが多いMKクリーンさんは日程調整が大変かもしれない(笑)。でも、いつも「何とかします!」の笑顔で、きちんと対応してくださるんです。そういった姿勢から、他の福祉法人にも誠実に対応されていることが伝わってきて、それも大きな安心感につながっていますね。何に対しても「無理です、できません」とは言わず、何とかできる方法を模索してくれる――そういうスタンスは、福祉の世界でもとても大切なことだと思うんです。

…次回は、施設立ち上げ時の「清掃計画」をいかに考えるべきか、についてお話をお聞きします。(続く)

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