mkstyle:Vol.101

MKスタイル、101号です。社長のひとことは『優先席』。

【社長のひとりごと】
『優先席』
電車やバスでの『優先席』が気になります。他の席が空いているのに、何の疑問もなくその座席に座る若い人たちです。先日もバスに乗り込んできた男女が何の躊躇もなく優先席に座りました。他にも席は空いています。男性は座るとすぐにスマートフォンを出し操作しています。女性は長い髪を手櫛で梳かしながら座っています。次の停留所でお年を召した男性が乗り込んできました。座席を譲るでもなし、伸ばした足を引っ込めるでもなく、結局その男性は若者の足をまたいで席に座っていました。何か悲しい気持ちになりました。優先席に座るなとはいいません。でも、年配の方が乗ってこられたら席を譲ってほしかったなぁ。そうしたら、気持ちの良い一日が送れたのにと思いました。
今度は電車での出来事です。今回は20歳代の女性が優先席ではない座席に座っていました。そこへ年配の女性が乗ってこられて、20歳代の女性の前に立ちました。すると座っていた女性はスッと立ち、座席を譲っていました。年配の女性はお礼を言って座席に座りました。その後、席を譲った女性はその場に立つのではなく、ドア一つ分ずらした所に移動して立っていました。この行動にとても感心してしまいました。気配りの行動だったのです。譲られた方の前に立ってしまうと席を譲られた方がいつまでも恐縮していなくてはいけないからです。みんながこのような行動を自然にできるようになったら素敵ですよね。(さかした)

【弊社メルマガより】
清掃コンサルの現場から『医療・福祉施設の清掃員のマナー編』
当社では、入社時の導入研修として、清掃員のマナーに関する教育を行っております。清掃力=人間力を目指して、接遇面は特に力を入れて作業に臨んでおります。清掃のコンサルティングで施設に訪問いたしますと、清掃の方法もさることながら、清掃員のマナー、モラルで悩まれていることが少なくありません。ある年齢以上の方に変わっていただくことはとっても難しいことですが、繰り返し、繰り返し訴えていくしかないことでもあります。弊社の研修で指導している中から、少しだけ抜粋しますので、何かのご参考になれば幸いです。

【一般的事項編】
職員様や入居者様にとっては、清掃よりも優先すべきことがあることを強く認識してください。
◎物静かで礼儀正しく、控えめな態度を心がけてください。慣れてくると横柄になる方が見受けられます。
◎言葉遣いは丁寧にし、誰に対しても常に明るく誠実な態度で接してください。
◎作業をする時は、不必要な騒音を出さないように注意してください。
◎トイレ清掃時などに人が入ってきたら譲るようにして下さい。
◎大声で話したり、叫んだりしてはいけない。それが例え仕事上の打ち合わせでも止めてください。
◎部屋に入る時は、軽くノックし、可能な限り許可を得てから入室してください。
◎お客様(患者・入居者・お見舞いの方・ご家族・施設スタッフ)とはみだりに話し込まず、挨拶程度に留めてください。仕事上の打ち合わせでもおしゃべりに見えることがあります。
◎携帯電話を病院・施設内で使用しない。持ち込まない。
◎清掃作業は個々が共同して行う仕事ですので各自の責任を重んじ、協力しなければ良い結果が得られません。仕事の仲間とは互いの人間性を尊重し、気持ちよく付き合うようにしましょう。

お客様に対するマナーは当然ですが、同僚に対するマナー?も、この仕事では大切なことです。(どの仕事も同じでしょうか)人が辞める最大の理由は、人間関係だそうです。私も同じことでも、言い方ひとつで変わるという事を、嫌というほど経験して参りました。そのようなことのない現場を作ることが目標ですが…(とつい)

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