mkstyle:Vol.122

MKスタイル122号。『マイブーム』

社長のひとりごと
『マイブーム』
昨年は、伊藤若冲生誕300周年という事で、若冲の生誕地京都に於いて若冲の絵に触れてきました。「双鶏図」「群鶏図」の鶏冠の赤色。とても200年以上たっているとは思えない発色に圧倒され、まじかに見るととても細かい描写、筆遣いにも感動です。若冲は徳川吉宗が8代将軍に就いた年に京都錦小路にあった青物問屋「枡屋」「枡源」の長男として誕生し、23歳の時に父親が亡くなったため4代目として家業を継いだのですが、家業にはほとんど興味を示さず、画業に打ち込んでいたようです。
そして40歳の時に弟の宗巌に家督を譲り、絵師の仕事に専念し、数々の作品を残しています。隠居後には町年寄を務め閉鎖された錦高倉市場の再開のために奉行所や各方面へ奔走し市場再開を成し遂げ、多くの人々を救ったという史実が明らかにされています。伊藤若冲に始まり千利休、狩野永徳親子の襖絵と日本の歴史に触れることの多い一年でした。2017年のマイブームのスタートは和歌、百人一首の世界です。昨年は安土桃山時代までさかのぼり、今年は飛鳥時代までさかのぼり、遥か昔に思ひをを馳せ、今を感謝して過ごして参りたいと思います。

【編集後記】
『同じ業界』(とつい)
今月もお読みいただき、ありがとうございます。寒い日が続きますね❄
最近、日常清掃や清掃コンサルのお引き合いをいただき、いくつかの病院を早朝から現調する機会をいただいておりますが、朝の寒さと言ったら具合が悪くなるほどです(T_T)そんな中清掃スタッフは、朝早くからキビキビと1日で一番の力を発揮しています。しかし、多くの目に触れることは少ないと思います。
これに対して帰り道で、とあるお店を清掃している方達を見る機会がありました。全員違う服を着て、かったるそうに作業していました。もしかしたら皆様は、かったるそうに作業している清掃会社を大部分の清掃会社だと認識されるかもしれません。同じ業界にいる人間として悔しい限りです。皆様、もし早朝の清掃を見る機会がありましたら、温かいお言葉をかけていただけると幸いです。それだけで元気をいただき、この寒さを乗り切っていけると思います(^_^)v

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