mkstyle:Vol.127

MKスタイル127号。『MORIUMIUS』

社長のひとりごと
『只今、実験中です』
 「MORIUMIUS」での夕食で代表の油井さんとご一緒した時の事、一人に一個の“ムラサキウニ”。まだウニの棘は動いていて生きていました。油井さんが「ウニは真水に漬けると溶けてしまうのですよ」とおっしゃいました。中身は、もちろん水を掛けると溶けてしまうそうです。そして次にでた言葉が…「ウニの殻も溶けるのですよ」。「え~!」これにはびっくりです。「それでは、実験してみましょう」の一言。テーブルの上にあった深皿に水を入れて、まだ棘が動いている殻を漬けてみました。すると、見ている間に棘の動きが止まり、透明だった水が黒くなってきました。そう、殻が溶けだしたのです。「わぁ~」「きゃ~」と大人げなくはしゃいでしまいました。
 暫く、そのままにして観察をする事にしました。時間が経つと下部の棘は溶けて短くなっていました。ムクムクと“知りたい!”が湧き出てきて“全部、溶けるのかな?”“どれ位の時間がかかるのかな?”この疑問を油井さんにぶつけてみました。すると、ウニについての不思議が…。ウニは、生息している所の海水でしか生きられないそうです。さて、先ほどの疑問、結末はどうなったか…。夜の宴も終了し、皆で片付けをしている際に何度となく処分されそうになるのを「只今、実験中です」と言いながらそのままに保存。翌日の朝、水はますます黒くなり、生臭さも出てきています。下部の棘は溶けて無くなっていましたが、全部が消滅には至っていませんでした。真水に漬けて10時間。ここで、断念!しました。生臭くなるのでお勧めはできませんが、生のウニを食す機会がありましたら殻を真水に漬けてみてください。真水が殻の下から黒くなってくる瞬間を見れると思いますよ。

『食中毒に注意の季節』(いけがみ)
 こんにちはICMの池上です。最近メディアにおける『食中毒』の話題を目にすることが多く見られるようになりましたね。というわけで保健局のホームページを覗いたところ意外な統計がわかりました。6月~9月のジメジメな梅雨の時期から夏場にかけて食中毒の発生件数が多いわけではないんですね…。ただ食中毒の発生するリスクが他の季節より高まる為に保健局では注意喚起を行っているようです。大事なのは“一料理一洗浄” “調理後は冷蔵庫へ”ですね!!
 ただ今年はやけに『アニサキス』の話題が多い【(注)『アニサキス』:白色半透明の線虫で、サバ、イカ、アジ、イワシ、サンマ等に寄生】活鮮魚の物流システムが進歩した為に、冷凍されずにスーパーへ出されることが多くなったことが原因の一つと云われております。NO冷凍の鮮魚に関しては、[①加熱する②内臓を素早く取り除く(鮮度が落ちている時は身も確認)③冷凍する]です!!
 食中毒に注意して快適な夏をお過ごしください♡

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