STORY:03先代の社長とは、 喧嘩ばかりしていました。

定期清掃スタッフ さかした

「清掃」は、誰のためにするもの?

先代の社長は、私の実弟です。主要事業だったリネンサービス業から清掃業に舵を切り、MKクリーンを設立。別の会社で働いていた私も現場の清掃スタッフとして入社し、社長と手探り状態で日々の業務を何とかこなしていました。当時の私には、「清掃」というと社会的にあまり評価されない仕事だという意識があり、業務に楽しみを見出せずにいたんです。ところが会社設立から5~6年経って新しいスタッフが入社し、チームワークでの清掃業務が増加。個人プレーでは感じられなかった大きな達成感を得られるようになったんです。チームの連携がうまく取れていれば、時間を短縮でき、何しろ仕上がりの美しさが断然違う!その頃から、清掃業務をただの自己満足ではなく、お客さまや一緒に働くメンバーの満足感につなげられるものとして考え始めました。
「会社はそのうち、でっかくなるから!」

これは、弟の口癖でした。清掃業務にやりがいを見出せず伸び悩んでいた私に、先代の社長はいつもこの言葉を繰り返していました。何とか私のモチベーションを上げて、楽しく仕事ができるようにと思っての言葉だったのではないかと、今となっては思います。でも、当時は何かというと喧嘩ばかり。ある時は、清掃にお伺いした施設様で、くだらないことで大喧嘩になってしまい……兄弟だからこそ遠慮なくモノを言い合って、売り言葉に買い言葉。周りから見たら、ただの兄弟喧嘩ですよ(笑)。ありがたいことに、今でもその施設様とはお取引が続いているので、お伺いするたびにその時のことが蘇ります。先代の社長が急逝してから、今年で12年。記憶に残っている会話の一つひとつが、今の私の支えになっています。12年の間に少し“でっかくなった”会社と、仕事に楽しみを見つけた私を見たら、弟は喜んでくれるかな?
 

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