staff:10 日常清掃キャスト いわだて

最初は大変でしたけど、今は、思った以上に楽しい!

音や雰囲気で、不思議と周りが見えてくる。
 2年ほどホテルで清掃のベッドメイキングをやっていたのですが、数をこなさないといけないのが大変で、もう体力的にきつくて…。たまたま近くで求人を探していたら、この会社に出会いました。お掃除って、家でもやることだったので、特に抵抗はありませんでした。
 でも実際に仕事を教えていただくと、掃除だけじゃなく、気を遣うことが多くて驚きました。福祉施設では、ふらっと歩かれたりとか、足が悪い方がおられます。掃除機をかけていると、つい後ろが見えなかったりしますが、ぶつかると大変なことになるので、常に周りを気にしながらの作業です。でも仕事を覚えてくると、音とか雰囲気とかで、不思議と周りの状況が分かるようになってくるものなんです。
 入居者の方とはご挨拶程度ですが、「ほんとに毎日大変ね」って感じでお声がけくださる方もいらっしゃいます。また、足がお悪い方のお部屋の掃除機をかけている時、足元は後でしようと思っているのに、「ごめんなさいね」みたいな感じで一生懸命足を上げてくださったり、こちらが気づかないように静かに席を外してくださるおじいちゃんだったり、なんだかこちらが助けていただいてばっかりです。

初めてのトイレ掃除は衝撃的でした…。
 私が初めて教わったのは、社内で“レジェンド”と言われる大先輩。便器に、ゴム手袋をしてるとはいえ、手をゴポッって入れて掃除したのを見た時、“あーっ…”とは思いました。まさに衝撃的。でも、そうやって掃除をすると、そのほうが断然きれいになるなっていうのが分かったんです。それからは家でも抵抗なく手を入れてやるようになりました。だからトイレに関しては、家族にすごい厳しくしています。うちには、男の子がいるんですけど、「もう座ってやって!」って(笑)。
 そんな大先輩がいたからかもしれませんが、この「サンライズ大泉」さんは、入居者の方はもちろん、施設のスタッフさんも本当に素敵な方ばかり。ご担当の
オオタケさんはいつお会いしても溢れる笑顔ですし、一緒に清掃している当社のスタッフも、ムードメーカーのタケさんをはじめ、頼りになるお姉さん!って感じで、毎日現場が明るいんです。ここに来ると元気になります。
 今からお掃除の仕事してみようか迷っている方には、「思っている以上に楽しいです!」とお伝えしたいです。6年前の私もそうでしたが、掃除って大変とかしんどいっていうイメージがありますが、実際にやってみると意外に楽しいんです。見た目にも変わるし、いろんな工夫ができるし、なにより自分の生活に役立つんですから。

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